
椿本千詠(つばもとちえ)です。
私はこの人生に終わりがあるということに
すごく救いを感じています。
今、死にたいと思っている
ということでは全くなく、むしろその逆
死があるからこそ、生を大事にできる。
まだこの生でみたい景色がある。
有限だからこそ、頑張れる。
これがもし、無限の生があるとしたら
その方が酷だと私は思う。
死は悪いものでもなんでもなく
ごく自然なこと。
人は寿命で死ぬ。ただそれだけのこと。
人にはコントロールできない。
昔はおじいちゃんおばあちゃんを
病院ではなく自宅で看取り
もっと死が自然なことだったという。
軽々しく延命治療などしない。
コントロールしない。
自然なことと受け入れる。
だからといって、もちろん
身近の人の死が悲しくないわけはない。
それが急な場合はなおさら。
そして、自分が死ぬ立場の場合、
死ぬという行為自体が
怖くないわけもない。
だって、まだ一度も死んだことがないから。
わからないことは、わからないから不安。
これもまた自然なこと。
でも、いつか誰にでもおとづれるその状態を
悪いことだとは全く思わない。
誤解を恐れずに言わせていただくと
お疲れ様でした
おめでとうございますとさえ思う。
だから他の人や動物の死も尊重する。
そのタイミングを尊重する。
自分は悲しくて寂しいけれど尊重する。
同時に大きな癒しと感謝がやってくる。
自分も生かされている限りは
一所懸命生きよう。
自分が本当にやりたいことに
時間を使おう。
丁寧に自分に聞いてあげよう。
確かに以前はやりたかったこと
かもしれないけれど、
それは、今本当にしたいこと?
本当に?
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