top of page

Blog

片付け代行ではかえって遅くなる


レッスン終了後、

こちらに連れていっていただきました♡




椿本千詠(つばもとちえ)です。






実家のお片付けレッスンの

初回レッスンに行ってまいりました。






入院なさっていたとはいえ

最近お父様が急に

お亡くなりになられたとのこと。






やらなくてはいけないこともあり

今は気が張っているかもしれませんが

心中いかばかりかとお察しします。





何十年と経っている実家には

それだけ歴史があるのだから

物がたくさんあるのは普通のことです。





一所懸命働いて、

その土地、その家を購入されたのはお父様。





実家にはそれまでの歴史が詰まっています。





家族であっても価値観は

人それぞれ違います。

お父様の価値観はお父様のもの。






お父様と娘さんの価値観も

当然同じところもあれば

違うところもあります。






ご実家の全ての物を

とっておくことはできません。






だからと言って無理やり

片付けてもいいことはありません。






片付けなきゃ!と

片付けのための片付けに

なっては意味がないのです。






片付け代行の方に

ごっそり持っていってもらう、

そういう方法も確かにあります。






ご本人が本当にそれで良ければ

全く問題ないです。






でも私はそれでは心が追いついていかない

と思っています。





その時は良くても、後から

ぽっかり心に穴が開いていることに

気づきそうで危険だとさえ思っています。





自分の心が追いついていないのに

むりやり速く速くと自分をせき立てて

片付けても、いつか

止まってしまう時が来るかもしれない。





続けられなくなってしまって

結果、かえって遅くなる。





又は何もなくなった部屋で呆然とする。

前に進めなくなる。





亡くなられたご家族は

遺されたご家族の幸せを願っています。





自分が幸せになる片付けをしましょう。





私からみたら、

これは残されるかなと思った物を

あっさりこれはもういいです!

と決断されたり





「こんな物までとってあったんだー」

という物あり

「ああー、これは残しておきます」

という物あり





それはただの物ではありません。

その物に色々な想いがあります。





それはご本人しかわかりません。





片付けが進むにつれて、

最初は手放せない物も

手放すことになることが多いです。





それはそこまでのプロセスを経て

それだけ、癒されたから。





無理やり速くする必要もないし

無理に遅くする必要もない。





プロセスを愛しみましょう。

生きるってそういうこと

じゃないでしょうか。





そうやって、一歩一歩、

でも着実に進んでいくのがいい。





気づいた時、自然にいつの間にか

こんなに片付いていたのね

という日が来る。





「お母さん、お父さん、ありがとう」

と改めて言いたくなる日が来る。





手放す物がまとまったらその時に

片付け代行の人に

まとめて持って行ってもらいましょう!





レッスンの翌日、

「ものすごく眠くて今まで寝ていました」と

メッセージをいただきました。





もちろん体がお疲れになった

というのもありますが

寝ている間にまた違うレベルで

癒されたのかと思われます。





横浜の高台にある

ご実家のベランダから見た景色は

本当に気持ちのいいものでした。





お父様、見守っていてくださいね。











実家のお片づけも伴走します




Comments


© 2021 Lei Lani / Chie Tsubamoto

  • Facebook
  • Instagram
  • LeiLani公式LINE
  • LeiLani-note
  • Twitter
bottom of page