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花のベッドでひるねしているように生きたい



椿本千詠(つばもとちえ)です。





よしもとばななさんの著書

「花のベッドでひるねして」に

こんな文章があります。





主人公に対して悪気はなくとも

村の人が思ってることとして





「・・・捨て子のくせにちゃっかり

家のあとをついで、うまくしたもんだね。

あんなふうに生きていけたらいいけど、

人生はもっとたいへんなものなんだから。


あんなふうに生きられるはずがない。

いつかひどいしっぺ返しが

くるに違いないよ。」





それに対して主人公は





いちいち誤解を解く気もない。





花のベッドでひるねしているように

生きるのは楽なことではないけれど、

それを選んだからには、

周りにいくらそう思われてもしかたがない。





わかる人にはわかるし、

わからない人にはわからなくていい。


人が一生をかけて

本気で成そうとしていることなのだから、

かんたんにわかられても困るのだ。





しかし、自然というものは、・・・・・・

ちっともそんなつまらないことを思っていない。





と言っています。



 


私も願わくば

全く同じように生きたいと思う。





いつかひどいしっぺ返しがくると

思っている人にはくるかもしれない。





人生にはいろんなことが起こる。

本人がそれをこれがひどいしっぺ返しだ

って思うからそうなるだけ。





私はそうは思わない。

なんであれ、起きる時は起きる。





例えば天災が起きたとして

それが何かのしっぺがえしだなんて

私たちはそんな狭い、そんな救いのない

世界に生きていない。





いちいち何かと何かを

結びつける必要はない。





いつだって自然がお手本になる。





花はただ咲く。

ひまわりがバラをうらやむこともない。

逆もしかり。





ただ、種から芽が出て、花が咲き、

やがて枯れて実がなり

また種ができる、その循環を生きている。





種から枯れるまでどういう状態であれ

花は花。





一生のうち元気な時も元気がない時もある。

それでもいつも自分の本質を生きればいい。





他人もそれぞれ自分の人生を

生きているのだから

こう考えたらいいのになも

全くもって余計なお世話。





私は花のベッドで寝転んで

ひるねしているように生きたい。

主人公が書いているように

楽ではないけれど・・・





何もしないで楽をするのと楽しいは違う。





自分の人生だから自分が好きな方を選ぶ、

ただそれだけ。














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