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その物の背景に惹かれる



椿本千詠(つばもとちえ)です。





突然ですが、何でも職人技が好きです。

本当に何でも。





パン、スコーン、お茶、紅茶、スキンケア、

宝石、家具、ホテル、花、寝具、

食器、鍋、リネン・・・

本当に何でも。





一つのことを極めているその姿勢、信念、

そこに流れている時間に惹かれます。





そこには何十年、時には何世代にもわたって

それを作りあげた人たちが使った時間

=命が流れている。





世の中にはもっと安い物もたくさんあるから

確かに値段だけ見たら高いかもしれない。





でも、それだけエネルギーを注ぐ

必要がある以上、そうなるのは当たり前。





人はそんなにたくさんの物は極められない。





その質を作り上げるまでの

歴史を想像した時、

安い価格になるわけがないのです。





でも、飽きないその見た目、

触り心地、使いやすさ、

それを使う時の自分の毎日の気分の良さと

比べたら、全く高くない。





そして、そういう物と縁ができるまでの

自分もまた、そこまでの時間を使っている。





あの時は良かったけれど、

今の自分は満足できない物がある。

それもたくさんの経験をしてきたからこそ。





作る人も買う人がいなければ成り立たない。

物との出会いが本当に生きていて楽しい。





数は多くなくていい。

私の器はそんなに大きくない。





そんなにたくさんの物は大切にできない。





そして、まあまあの物を選んでいては

いくつあっても、いつまでたっても

満足できない。





大切にできない物が増えていくだけ。





一方で、世の中にはいろーんな物があるから

質に対して、高すぎる物もあるので、

お気をつけあそばせ笑





それを見極める目も

いろんな経験をすることで養われていく。





だから、今までの経験は

何も無駄にはなりません。





どうせ死ぬ時は何も持っていけない。





だからこそ、生きている時間ぐらい、

自分が本当にくつろげる物と

一緒にいたいと思うのです。













片づけおわると感度が上がるので、

素敵な物と出会うようになります。








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