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人はミスをおかすもの



椿本千詠(つばもとちえ)です





私は25年間SE(システムエンジニア)

という仕事をしていました。





SEという仕事は顧客に合わせて

コンピュータシステムを構築して

稼働させる仕事ですが、





提案→計画→打ち合わせ→仕様決定→

構築→テストテストテスト!→稼働→

問題発生→システム修正→テスト→

稼働の繰り返しです。





これを大きなプロジェクトですと

数年かけて進めていきます。





システムを構築した後は

想定されるケースを洗い出した

テスト仕様書を作成することに時間をかけ、

テストをして、エラーを出していきます。





ここでどれだけエラーが出せるかで

本番が左右されると言ってもいい。





でも、いざ本番となって

問題が0だったことは一度もありません。





それにはいろんな原因があります。





仕様が思ってたのと違うと言われたり😭

これは全くシステムエラーではありませんが、

プロジェクト的には問題です。





・テストの時に想定できていなかった

操作によるシステムエラー

・想定していなかったデータ量による遅延

・サーバ操作の人為的操作ミス

・コンピュータの人為的設定ミス

・プログラムのバグ

etc





だから本番からしばらくは

現場に張り付いて

問題解決にいそしみます。





順調に稼働した後も、

瞬電だったり、操作ミスだったり、

想定外のことが起きたり

24時間365日、

連絡がある時は問題が起きた時。





ある意味SEの仕事は問題解決だと

言い切ってもいいぐらいです。





原因がわかれば、あとは解決するだけです。

原因がわからない時が一番困ります💦





だから、冷静に問題を特定していきます。





その中には当然人為的ミスもあります。





人間がすることだから

いつもミスが0だなんてあり得ません。





システムを構築した後、

誤ってサーバのデータを全て消去してしまい

その日から4連徹した同期もいました。





でも、そこにミスをした人を責める人は

一人もいません。





幹部はお客様に真っ先に謝罪に行き、

原因と対処方法を説明しに行きますが、

ミスをした人を責めることはありません。





そんなことをしても意味がないからです。





上司の仕事は謝ることだと

言っていた幹部もいます。





冷静に原因は特定しますが、

人為的ミスは起きることとして

それをカバーできる方法を考えていきます。





・人員不足で過労が原因かもしれない

・勘違いが起きやすい方法だった

かもしれない

・マニュアルが誤解を生みやすい

記述だったかもしれない





人は頑張っていても

時にミスをするものです。





というか失敗から新たに発見されたこと、

世の中にたくさんありますよね!

チーズ、タルトタタン、付箋・・・etc





だから、何か自分が失敗した時も

自分自身を責めるのではなく

次からの行動を見直せばいいだけ。





万が一、ミスをした人を

ずうっと責める人がいたら

私ならスルーします笑。





そんな暇があったら対処方法を

一つでも考えた方がいい。





一人では解決できなくても

知恵を出し合えば

いいアイデアが出るものです。





自分がそういう姿勢でいる人は

周りも前向きな人たちばかりである

可能性が高いです。





少しでも何かヒントになれば幸いです♡















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