椿本千詠(つばもとちえ)です。
私の祖母はその昔、
大きな商家に嫁ぎました。
嫁いだ家は名古屋駅近くの
今は公園になっている場所にあった
当時花屋敷と呼ばれた大きなお屋敷でした。
でも、大きすぎて住みづらかったと
後から私たちに教えてくれました。
庭も大きかったので、
娘である私の母も小さい頃、
夜、庭に人が入ったことがあり
すごく怖かった思い出がある
と言っていました。
だから、もっと小さな家に住みたいが
当時の祖母の夢でした。
祖父と名古屋中の土地を
探し回ったそうです。
そして、他の区に引っ越しました。
お屋敷の一部を移築して念願の
自分にちょうどよい家に住みます。
祖父も父から受け継いだ
商売が性に合わずw
自宅の敷地内で塾を始めます。
アメリカの有名なガーデーナーである
ターシャ・テューダーの両親は
ボストンの名家出身です。
電話を発明したグラハム・ベルの家とは
懇意の間柄でした。
5歳の時、そのベルの家で
黄色いバラをみた時から
花に魅せられたそうです。
自然が好きで、パーティーに行くより
牛の世話がしたかったターシャ。
50歳を過ぎてから
絵本作家として貯めた資金を元に
自分で「ここは天国よ」と
言い切るぐらいのガーデンを
何年もかけて作りあげます。
最初は水道もなかったので、
毎日井戸に水を汲みに行ったそうです。
彼女は80歳を過ぎてもなお
バラのプロになりたいという夢があり
93歳で亡くなるまで
自分の人生を生ききりました。
あればあるだけ幸せになれる、
たくさんあるからいい
ということではありません。
宝くじで大金を当てた人が
人生がおかしくなるのはよくある話。
自分にとってのちょうどいいがあります。
それより多くても持て余してしまう。
誰がなんといおうと、
外からどう見えようと
あなたが心から幸せだと感じることが
あなたの幸せです。
あなたがほ・ん・と・う・に
好きなことをしよう。
誰でも小さな頃は
それがわかっていました。
でも大きくなるにつれて
自分の本当がわからなくなってしまう。
自分の魂の声が小さくなって
聞こえづらくなってしまう。
私ももれなくそうでした。
でも、その声は決して
なくなったわけではありません。
いつでもあなたに聞いてもらえるのを
待っています。
あなたがこの人生で
本当にしたいことは何ですか?
全て大丈夫だとしたら
何がしたいですか?
あなたの本当の声を聞いてみよう
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